愉々しき雑録

愉な記憶を徒然な感じに残してゆこうかと

SAYONARA AD125 

2013年3月 AD125 と出会った

息子がバイクで通学することになり
雨の日でも乗りやすいようルーフがあるスクーターがあったらいいな

などと考え ヤフオクを見ていて ヤツが目にとまった

それまでもずっと気になっていたが新車はあまりにも高価

稀少車ゆえにめったに中古も出回らない
割と状態がよいであろうと思われる車体が

ヤフオクに出品されていた


壊れやすさと修理のしづらさで悪名高いイタリア製(生産そのものは台湾だが)
しかし 一度は乗ってみたい 

息子と共有するつもりで 走行3800キロ 登録から4年落ちの車体を

思い切って落札した


車体はうちから20キロくらいの場所にあった
そこまで息子と引き取りに行き 自走で帰ってきたのだが
はじめて乗った時は その乗りづらさに閉口したことはよく覚えている


重心が高く原付2種とは思えない質量をもった重量級の車体

その車体を取り回すのに不相応なハンドルの狭さ

それらに起因するバンクさせたときの恐ろしさ....

直進安定性は悪くないが 手放しだと40~50㎞で発生する大きなハンドルのブレ


イタリア人 こんなのに乗るのか?と思わず笑ってしまった

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 うちにきた当時のAD125 無改造のストック状態
この状態から 次々と問題が発覚 イタ車の洗礼?をうけ
手を入れてゆくことになる


結局 この扱いづらさを嫌った息子

当時 自分が所有していたSYM社のRV125iを通学のメインに使うことに...

ということで 息子が乗れるように という名目で仕入れたマシンは

ほぼ自分が使うことに...


乗り始めてまず問題となったのは 水漏れ

ルーフ付の真骨頂は雨天での走行

しかし その雨天走行においての致命的な問題である


“折りたためる”という変に気の利いたギミックのおかげて接合部から水が滴ってくる

スクリーン脇の隙間から水が侵入してきて濡れる

トランクの蓋は後ろに開閉するのだが 蓋部分とカウルのチリがあっていないため走行中後ろに流れる水がそのままトランクに流れ込む

といったお粗末な状態

なんといういい加減なパーツの組つけと部品精度

それらの部分のすべてをシールし直したり雨水侵入防止のパッキン入れなおしたり

で なんとか 水漏れの状態を解消した(前オーナーは気にならなかったのだろうか???)

これが決まると 一気に快適性が向上

ちょっとくらいの雨で近距離移動なら雨具不要の異次元感

バイクでの雨中走行のこれまでの概念を変える感動だった

 

 乗りはじめて半年ほどして 初の立ちごけを経験

雨の中 停車して足をついたグレーチングで靴が滑り

そのまま こらえられずに 静かに寝かせた

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大した傷もなかったが ミラーに傷がついたことを機にモディファイ

すり抜けに邪魔だった純正ミラーを撤去

ウインカーをカウルマウントに変更

ついでに 気の早い冬支度でグリップヒーターを装着した

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 ハンドルのブレについても対策しようとしたが

ハンドル周りやホイルバランスを見てもブレをおこす原因は特定できず

高速道路を使うわけではないので この時点では症状改善の着手は放置した


問題はあれど こうして 実用度の高まったAD125

その積載性と相まって釣り道具化 海へ川へと大活躍

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釣りに行ってウェーダー干したり

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ルーフに仕込んだロッドホルダーにカワハギ用のワンピースロッド積んで湘南いったり



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氷点下の中 ウィンドウォッシャーを使ったらアッというに凍りつき視界不良になってみたり

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街灯のない真っ暗な大雨の山道を走りながら ルーフがあってもずぶ濡れになることを確認?してみたり

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イタ車ランデブーの釣ーリングしたり

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早朝や夕焼けの気持ちいい景色みたり

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林道走ってみたり


いつからか車よりも便利で使用頻度が高くなり.....


その間 

フロントフォークのオイルシールが突然ぶち抜けてみたり

エンジンマウントのブッシュが消えていたり

給油口からタンクへとつながる配管が劣化(ありえない)してガソリンダダ漏れしてみたり

外出先で突然エンジンかからなくなってみたり

まえぶれなくバッテリーあがってみたり

残油計がEとFを行ったり来たりしてみたり
ふとスピードメーターが止まってみたり

走行中にパンッ!とバックファイヤーしたかとおもったら不動になってみたり

部品たのめば 物によっては3ヶ月待ちなんてものもざらにあったり


 いつもドキドキさせられる存在でもあったが

ラテンのノリで乗り切ってきた


そんな ADだったが


7月4日 お店の駐車場に駐車中後方不注意の営業車に突っ込まれた

センタースタンドをかけてあった車体はなぎ倒され大破

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ルーフは折れ固定不能 フロントカウル脱落破損 ライトユニット破損
リアウインカー破損 ほか 全体的な外装パーツのゆがみ
車体各部の転倒傷


バイク屋に修理入庫し保険屋と話をしながらはや1か月

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この写真だと 一見何でもないように見えるが...


エンジンは何ともないし 突っ込まれる2日前には
突如不動となったスピードメーターを2万円かけて修理したばかりだった


そして よくよく考え抜いた結果は廃車


3年半の付き合い
その間の走行距離は約1万キロ


ここまで手をかけてきて 大きなトラブルは出尽くしていたと思う

何とも残念だし 惜しい気もする


うちに連れてくるときには 苦労するのは覚悟したはずだったが...


君のおかげで 愉しいことがたくさんあったよ

  辛いことも多かったけど....


今までありがとうAD125 




そして

来週 後継機がやってくるのが決まった

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こいつだ


Coming Soon

 



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