愉々しき雑録

愉な記憶を徒然な感じに残してゆこうかと

余韻というか ロス感に苛まれる

初夏に通ったあの場所
この時期はあの愉しさが忘れられず
 苦しい....

いろいろな川で魚たちが遊んでくれる
しかし あそこでなければ満たされないものがある
でも あの場所も もうあの愉しさがあるわけではない
 秋の深まりとともに 魚たちの姿は消えてゆく

だが 自分は あの場所に浸かっているのがすきなんだと思う

去年は 11月30日まで釣っていた
 今年はいつまでやろうか?
前回行ったのは9月25日 約3週間ぶり
(それを“ぶり”というのか?は触れないでいただきたい)

昨日も釣りをしていたが 
 昨夜 ここに行こうと決めていた
特に目覚ましはセットせずに眠る
 自分が欲すれば勝手に目が覚めるはずだから


6:05 目が覚めた
 釣り支度を整え マジェSに火を入れる
そして今日は
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高速に乗ってみた
 途中 渋滞もあったが そこはバイクの機動力
 一般道で峠道を走ってくるより距離も短い
 そちらのほうが愉しみは多いが
  今日はあえて高速利用 目的地への移動を優先してみた

目覚めてから1時間ちょっと

7:10 
PA150006.jpg 朝陽まぶしいフィールドについた
土手上からの眺め 3週間前より水かさが増えている
 オイカワたちの居場所はだいぶ変わってしまっているだろう....

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雲ひとつない蒼穹に
 ススキが夢の跡な感じを演出
 川をみると
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露出していた中州は水没
 30cmくらい増水している

7:30 川に入る
気温13℃
水温12.5℃
さすがに水は冷たい
 ここぞと思う場所からフライを流すが無反応

流しを変えつつ サカナの気配を探す
以前露出していた場所には
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こんな褐色の珪藻がはびこっている
こいつがついているところにオイカワはつかない

きれいな玉砂利底の場所 かつ 流れの変化を見ながら
オイカワたちの居場所を探す
 みつからない....
  一時間以上何の反応もないまま流しをかえ探し続けた

釣りができそうな最下流まで下ったが まったく魚信がない
 この川で こんなことになるとは....

とぼとぼ 上流側へ引き返す
 そして その途中 オイカワであろうサカナが跳ねるのが見えた

やっと見つけた気配
 折れそうになっていた心にしみる

しかし その場所はすでに流してきた場所
 何の反応もなかったところだ
疑心暗鬼ではあるかポジショニングし
 フライを通すと 一発で反応が返ってきた
だが フッキングには至らない
 何度か同じ辺りを通すと 反応はある 
 さっきは何事もなったかのような沈黙だったが
地合なのか?
 なかなかフッキングしない状況に少しあせる
フライの番手落とすか?
 #16から#18へ
 すると 一発でフッキングした

サイズは13cm まぁまぁだ
 「やはり もうこの程度のカタになったなぁ 秋のサイズか」
と納得した

その後少しずつ流しをずらしながら13~15cm程度が4つほど続いた
この時期に15cmは大きい
この場所だからこの大きさを小さく感じるが....

そして 一際い手応えが入る 
 帰ってきたのは16cmをわずかに超える魚体
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 このサイズなら もう 上出来の部類
 これに触れたくてここに来ているのだから

ここからはガンガンかかる
ポイントに当たったのか? 地合なのか?
そんなことを考えながらも 
 目の前に反応してくれるサカナたちがいてくれることは間違いない現実
PA150026.jpg
ウグイも混じる
 今日はウグイのほうが15~17cmなのでひき味がよい

でも やはり 同寸程度ならオイカワのそれのほうが愉しいか


そして 今日一発目のミラクルが
PA150029.jpg あぁ 久しぶりの手応え
 こいつはいい
 (レンズに水滴がついたまま撮ってしまったのはご愛嬌...)

PA150062.jpg 
18cmちょっとある
この時期にこのサイズがいるのだという 発見と驚き
しかもうっすら夏色 
 オイカワのオスは産卵活動に参加すると死んでしまう というような話もあるが

これは来年の予備軍なのか?
それとも 今年の産卵後も生き続け 婚姻色が抜けた個体なのか?
すくなくとも このあとすぐに死んでしまうような感じではない
色艶がよく 何より凛としている

なんとも疑問を投げかけられるが そんなことばかり考えていても
今の自分に答えはないので 何かの機会に 調べてみることにしよう
とわりきり オイカワとの戯れに興じた

このサイズがいるならとフライの番手を#16へ上げる
するとどうだ
 17cm超えの個体が次々とロッドをしぼってくれるではないか
これにはかなり興奮した
この時期 こんな経験は初めてのこと
PA150082.jpg オイカワを釣らない人に この感動は伝わらないであろうが
 自分的には まさにMIRACLE DAY
自分のしていることがにわかに信じられない非現実感
まさか 同じ個体が何度もアタックしている?
 いや そんなことはない はずだ

PA150114.jpg
冷静を取り戻すため蒼穹を仰ぐ

 そして現実
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あぁ なんてすばらしい
 今日 ここに来たかいがある
  でも こんな日は.....
とだんだん怖くなってみたり
 PA150094.jpg
2尾目の18cm こいつはさらに婚姻色が濃い
顔の追星こそないが まだ?といってよいのかどうかであるが
夏色の面影を見せてもらった

気づけば時計は11時を回っている
そんなところへ THさんから
「いまからいきます!」
と豪気なメールが
PA150116.jpg 気温は19℃まで上がっているが川を渡る風は冷たい
水温も13.5℃になっていた
だがさすがに 3時間以上川に浸かっていたので 体も冷えていた
が それを忘れるくらい愉しませてもらった
10時頃には川をあがって 長野方面へツーリングしようか?などと思っていたが
そんなことは吹き飛んで
THさんの到着を待つことにした

連絡から1時間待たずにTHさん登場
かなりすっ飛んくるのだろうことは予想できたが
はやい...

コンビニで2人して昼を済ませ
川に戻ったのは13時すぎ

早速 再開
14682142_318821865143834_5066944318684229402_o.jpg(Photo by TH)
麗らかな秋
 ここに浸かっているのは冷たさの中にも 気持ち良さが
惜しむらくは午前中の好調が止まってしまったこと

THさんは釣り始めてすぐに16㎝を超える魚体を手中にした
しかし その後がつづかない

こちらも 午前のパターンでは散発
 オイカワたちは移動してしまったようだ

そして 午前には全く反応のなかった浅い流れからも
反応が返ってくるようになっていた

パターンが変わり集中がなくなったが 広く釣れる が
カタは小ぶりに 
PA150067.jpg
そんな中
 17㎝が浅瀬でストライク
盛期を彷彿させる感覚 

PA150125.jpg
水面直下でもだえる大型のオイカワ
 忘れかけていた感覚 もう来年初夏までおあずけか
 PA150121.jpg
半日で帰るつもりが
 よく遊んでしまった
 18㎝ 2尾  17~17.5㎝ 7尾 
  13~16㎝ 多数
  秋とは思えない内容だ

 なにせ 想定外のサカナたちとの戯れ
 これが愉しくないわけがない

 夕暮れまえ 十分な満足を得て 川をあがった

しかし 不安が
 余韻を愉しめればいい くらいの気持ちで行った今日の釣り
 ロス感を強めることになりそうで.....

帰路はいつもの峠道 
 これもいと愉し 移動が苦痛にならないのは良いことだ
 

<今日の釣り人>  
PA150145_20161020002520df6.jpg 
THさん
 侮りがたい行動力
 今年からどっぷりとZFFにはまったオトコ



 
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2 Comments

Avant-garde  

たしかに初夏のインパクトが強く忘れられませんね。
10年近く前、この時季にウグイ釣りに行った事がありますが、外道として良型のオイカワも交じりました。
ただ、瀬ではなくトロ場に居付いてた記憶があります。

それと、オイカワが産卵行動をすると死んでしまう件。
私個人的にはそのような事は無いと思ってます。
過去に我が家の水槽で産卵行動したオイカワは、その後一年近く生存しておりました。
どうなんでしょうね、真実を知りたいですね。

2016/10/20 (Thu) 13:13 | REPLY |   

matt  

Re: タイトルなし

Avant-garde さん

オイカワ 通説となっているような話と実際がそぐわないような事実があって興味深いです。
産卵行動参加後の雄の件、私は “生きている個体もいる”というようには考えてます。
また、婚姻色が出始めたころの雄を雌のいない池で飼育していたら 冬場も婚姻色こそ薄くなったものの追星が残った状態で年を越したこともありました。
また、この魚 実は性転換するんじゃないか?と疑ったこともあります(笑)

まぁ そんなこと考えながら遊ぶのも愉しいもので。


2016/10/21 (Fri) 19:01 | REPLY |   

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