愉々しき雑録

愉な記憶を徒然な感じに残してゆこうかと

重見天日

昨日 かの川ではハスたちの調子がよかったらしい
今日は ナシオさんがそこに入るというので
自分はちょっと偵察に 別の場所へ行ってみることにした

明け方 川に到着
ここは管理する漁協がないことから
無法な状態が以前から続いている場所

上流に放流した鮎や河川を遡上してくるらしい鮎がいるのだが
解禁を含めて鮎の採捕に関する取り決めもなんだかグレー
という不思議なところ

6月にはいると通常河川では
落ち鮎の時季まで禁止されるコロガシもやり放題

以前はそんなコロガシをやるやからばかりが目立ち
川のいたるところにコロガシの針が放置されるといった
危険な状況になっていた

しかし 一昨年あたりから 餌釣りで鮎を狙う釣り人が増えた
それも グレーゾーンならではの感じで

先日 この場所を訪れた友人から
「平日でも鮎釣りが多くて釣りにならない」
という話をきいていたので

夜明け直後に様子を見ようとやってきたが
201706201.jpg
すでに 暗がりの中
川岸には無数のヘッドライトの灯り

連日 熾烈なポイント争いが
繰り広げられているであろう様相を思わせるには十分

幸い水深のある右岸に餌釣りの人が集中しており 
浅くなっている左岸側にはコロガシが二人だけ

フライを流せるスペースを見つけて
201706202.jpg   
すぐに中型オイカワが応えてくれる
チョコチョコ あたりはあるものの
釣れるのは14cm以下ばかり

そこに ドンっ! と別次元の重みがロッドを絞る
「この手応え ハスだ」
流れの中 華奢なロッドをひん曲げるパワーに
今年も いてくれたか という安堵を覚える

しかし ここで悲劇

下流でコロガシていた人がズンズンと遡行してくる
こちらのことは全く気にする様子もない

サカナが走っているところにザブザブやってきて
嫌な予感が的中

その人にラインが絡んでティペットが切れた....
彼はそんなことも気にならなかったらしく
平然と自分の目の間を通過

なんとも 嫌な気分になる

明るくなると 右岸には見える範囲だけで28人
いつの間にか釣り人がひしめき合っている状態
201706203.jpg
それでも 次から次へとやってくる

オイカワも小さいのしか釣れないし
ハスも数がいないようだ

この場所に 通い始めた頃の
アツくさせてくれる様子はもうない

「もう ここに来ることもないか....」

そんな想いが頭をかすめつつ
ナシオさんのいる かの川へ20kmほど移動することにした
その時のはもう 川にスペースはなくなっているほどの
人だかりをみながら川を後にした



そちらにつくと
ナシオさんは苦戦中とのこと

昨日よかったからとて 今日もよいとは限らない
二人して 途方にくれ気味になる

そんななか
201706204.jpg
やっとこ感ありありの一発

オイカワも中小型のみ
201706205.jpg   201706206.jpg
かろうじて20cmを超えるウグイが一尾
なんという不毛な....

そんな時 Mr.Kが登場
釣れない情報は流しておいたが
豪気にもやってきた

201706207.jpg 
そのかいあって? ハスを見事キャッチ

もう ナシオさんも自分も ほとんどやる気ナシ
ナシオさんがタイムアップになったので
後をMr.Kに任せ川をあがった


まだ時間も早い
こんな時間に上がったのは
何も 釣れないからばかりではない

もう一箇所 気になっている場所へ
行ってみたかったのだ

天気もいいし バイクを走らせるには気持ちがよい
この機会を逃すと
次 いつ行けるかわからない

目的地までは約40km
山間部のワインディングを流してゆくルート
201706208.jpg 
愉しい ワインディング
マジェSにルーフをつけてから
走行性能がスポイルされてはいるが
ワインディングをテキトウなペースで走るのは
スクーターでも愉しいものである

いいペースで走り
あっという間?に今日第3の目的地に到着

201706209.jpg
ここではむか~し ルアーでハスを釣ったことがある
その記憶を頼りに去年も来てみたが
ハスは見つけられず
代わりに いいサイズのオイカワが相手をしてくれた

しかし 今年もまた様相が違う
オイカワが 見える範囲に確認できない

離れたところに オイカワらしいライズリングが出る
だが 遠い
自分の射程距離外だ

そのほか ハスらしきライズもちらほら
「もしかしたらいけるかも」
少々 やる気のボリュームをあげてみる
2017062010.jpg 

これといったポイントの目印もない
水の色の違いから水深を推し量り
その変化周りをトレースしてゆく


キャストし ラインをのばしたまま
お茶を飲みつつ メールの着信をみていた
そして リトリーブをはじめたとたん
何かがフックアップ 
リールから一気にラインが吐き出される

バッキングラインの残りもわずかになり
まだ正体を見せない魚の走りがとまったところで
何とか じわじわ ゆっくりと引きよせに入る

「鯉か??」

この手応え 先日 釣ったニゴイの44cmより強敵
自分のロッドでは完全にパワー負け
というか 危険領域突入
先にティペットがキレるはずだが
不安が増す
それにしてもよく粘るものだ

障害物があるような場所だったら
一発で逝ってしまっていたにちがいない

いい加減 何分やっただろうか....

なんとしても 顔くらい見せてほしい
慎重に ジリジリ魚との距離をつめる

そして 見えた!

「レインボウか... 40cm超えだな...」

手持ちのネットではすくえない
徐々に岸に向け後退し
浅瀬にずり上げる作戦を準備
とその時

「あ、目が合った...」

その瞬間 スイッチが入ったように突っ走るヤツ
ここで 一瞬ラインリリースが遅れた
とたん ラインのテンションが抜けた....

こういうファイトしていると 
クリックドラグのリールを使っていることが悔やまれる...

まぁ ロッドが逝かなくて何よりということで
正気をたもつ

「あれは外道 ハスを釣らねば」

気を取り直し3投目

「キタ!」
「ん?大きいオイカワ?」

と思ったら 20cmほどのハス
そして 写真撮ろうとしたら 逃亡....

どうも 沖合いをスクールしているようだ
「これなら 釣れる」
モチベーションがかえってきた

そして 
 チェイス フックアップしない
そして
 チェイス ストライク!

2017062011.jpg 
これも20cmくらい
雌雄の判別も考えてしまうような個体の連発
まだ 産卵モードにははいっていないのか?


どうも スクールがまわってくると
2017062012.jpg 
釣れるらしい

コイツなど 
この角度では口元見なければオイカワにしか見えない
その後もチェイスはあるがだんだん見切られてきてしまったよう

5尾釣ったころには ほとんどチェイスもなくなってしまった

朝からあちこち走り回り
高気温も手伝い
だいぶ疲労感が出てきたので
あがろうかと岸辺を見ると

オイカワらしき魚影を発見
振り込んだら 一発で出た

2017062013.jpg  
今年初の 極夏 16.5cm


2017062015.jpg
派手に出た追星
婚姻色の発色も申し分なし

これにて
今日の釣りは満足
納竿とした


帰路 久しぶりに来た奥多摩湖の木陰で
2017062016.jpg  ちょっと涼む

日陰はなんとも心地よく
 気を抜くと 睡魔が目覚めそうなので
また 走った

ダムサイドから自宅まで約45km

今日の全行程走行距離は140kmほどだった

釣り日記ではあるのだが
ツーリングとしても愉しい一日

朝 ちょっと不快な思いはあったが
まぁそんな日もある

明日はやっと梅雨入りしてから初のまとまった雨になりそう
その降り次第で 明後日あたり かの川のハスたち
狂喜乱舞を見せてくれるだろうが
休みが合わないな.....

しかし 早いもので シーズンも最盛期
いよいよ 盛り上がってくれそうな気がする



追伸
 自分が上がったあと かの川のハスは調子が上向いたらしい
 まぁ そんなものだな 人生って....




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2 Comments

やまねった  

mattさん、おはようございます。

ハスって見れば見るほどかっこいい魚ですね。
なんかいかつい顔つきとか魚体の色とか日本の魚でないような風貌。
一度釣ってみたいっ!
ビックレインボーはおしかったですね・・でもソフトロッドでのやり取り楽しそうです!

2017/06/23 (Fri) 09:35 | EDIT | REPLY |   

matt  

Re: タイトルなし

やまねったさん

ハス 機会があれば遊んでみてください

レインボウとのやり取りはなかなか危険領域にいきました
ティペット0.5号にしていたので切れなくて....

ああいう魚釣るためのロッドではないのに(笑)
でも 愉しいです....

2017/06/23 (Fri) 12:31 | REPLY |   

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