愉々しき雑録

愉な記憶を徒然な感じに残してゆこうかと

第2回 滋賀(琵琶湖)遠征  

前回から約一月半たった7月19~20日
再び遠路 滋賀へ向った

あの愉しさが忘れられない こともあるが
前回未完となった 川ハスオイカワを狙いに
1泊2日のソロ釣行
交通手段はバイク
往復その他のツーリングに関してはすでにあげてあるので
ここでは2日間の釣りの記憶を



滋賀行きの数日前から現地の天気動向は気にしていた
16日に長浜の山沿いでは集中豪雨があったことも

現地のライブカメラを見ていて
姉川や高時川は警戒水域近くまで増水している様子は見てた
しかし 天野川ではそれほどの増水でもなく
本当に雨が局地的に集中していることがうかがわれた

まず入ったのは前回 いい思いをさせてもらった河口部
まずは上流をチェックしたのだが
泥濁りの増水でポイントがわからず
とりあえず 魚を見ようとここにきた

201707201.jpg
しかし そこには先客多数
みな 鮎を投網で獲っている
写真奥が川の流れ
そこは泥水なのだが
湖部分では川の泥濁りが混ざりきらず
泥水の流入は沖に向って吐き出され
湖岸側は若干濁りはあるものの透明度を保っている

その濁りとの境ができているあたりを投網師たちは集中的に狙っているようだ

少し離れた場所でルアーを使って
ハスたちの動向を探ってみる

しかし ここではノーバイト
反応すらない

だいぶ投網師たちがかき回しているので離岸しているか
警戒しているかなのだろう と推測し

投網師のいない河口対岸に移動した 
201707202.jpg
こちら側には全く人がいない
対岸側より 若干濁りが拡散しているようだが


201707203.jpg
それでも水の境界がはっきり見てとれる


セオリー的にはこの境界部分をトレースだろう
201707204.jpg
そして 3投目に体高あるメスがヒット
ヨミは間違っていないようだ

泥濁りの川側へのキャストでは全く反応なし
ルアーを変えてもその状況に変化はない

境界付近から湖岸沿いに移動しながらキャスト
10投に1回くらいの割合で
コツっ とあたるものの フッキングしない
ルアーを追いきれないのか?」
少しリトリーブ速度を落としてみるとメスがヒット

その後 もう一尾 メスを追加
どの個体もまだ産卵前のような風体だ

1時間半くらいロッドを振ったが
キャッチはこの3尾のみ

あまり釣れない予感がする....

こんな釣りを続けるのもつまらないので
泥濁りの川の探索に出かけた

前回来た時より 相当の増水だ
あの時 ウグイを釣った場所などは完全に水没

しかし このあたりで合流する支流が濁り増水強度で
合流より上流の本流?側はそこまでひどくない
水は多いがこの流れと濁りなら 
経験的にはハスは十分釣れるような感じ

同じ場所で前回は渇水
いま濁流となっている支流は瀬切れしていたし
本流の河川も 
ここにハスが遡るの?
という程度しか水がなかったが

今の本流側なら魚の居所がわかれば釣れるはず

ひとまず 上流に向ってバイクを走らせ
川の状況をチェックした

途中にあった 簗 のような構造物
201707205.jpg
この川のどのあたりまでハスが遡上するのか?
自分は知らない
この日は 川に誰もいないので
情報を得ることもできず カンだけがたより

この簗様の構造物があるということは
「ここより先は昇らないか?」
とか考えてみるが 下流にはもっと大規模な簗がある
そこを越えることはわかっていたので
この程度の障害を越えられないはずはないだろうし
ましてや この増水状況は ソレを促すことにもなるだろう

もう少し上流までチェックしにゆくと
川に降りられるよさそうなポイントがあった

早速 ルアーを投入してみる
しかし 数10投したものの反応なし
魚の気配を感じられない

川に遡っていないはずはないだろうし
ここまできていないのか?
増水濁りでナーバスなのか?
ここでの経験値がない自分には判断もつかず

ハスがいれば 構造物を飛び越えようとする姿が見れるのでは?
と考え 先ほどの簗様構造物の場所に戻った

そして 半ば途方にくれながら
川を眺め続けること20分

「いた!」

一瞬だが 構造物を飛び越えようとする魚の姿が確認できた

アレは 大きさといい 跳ぶ感じといい
間違いない お目当てのハスだと確信する

ただ この構造物周辺は釣り禁止の看板がある

魚がいることの確証さえ持てれば
余計な疑心暗鬼は払拭できる

後は川に降りられるポイントを探して....


ということで 見つけたポイント
201707209.jpg  
川に浸かってしまっている夏草たち
少々 流速がありすぎる感はあるも
魚がいれば釣れるはず

さすがに流芯にはいないだろうと考え
ルアーを流してゆく
流速を考え パイロットにはトラウト狙いで使い慣れた
絶対的自信をもってキャストできるハンプバックミノーをチョイス
201707206.jpg   
流れのヨレにステイさせ
シェイク 
そして 答えが返ってくる

201707207.jpgいたいた!

滋賀遠征初の川ハス
押しの強い流れの中でかかるこいつは強烈なファイト 

ここでパターンにはまり
 連荘モードへ突入
 201707208.jpg    2017072010.jpg

「なんぼでも釣れる!」

知る人ぞ知るレジェンドなあの方??の名台詞
いまなら
ためらいなく吐ける

あっという間のツ抜け
流れはきついが この感じなら
フライでもいけるはず!

早速 フライをセット
が 釣れない.....

「なぜだ?」
フライをかえても
トレースラインをかえても
リトリーブをかえても
釣れない....

時間だけが過ぎる

ルアーに戻すと
釣れる!

そして
ルアーをかえても
2017072011.jpg    2017072012.jpg
ちゃんとルアーに任せてアクションさせてやれば
無限ループかと思える釣れっぷり

なぜフライでは釣れないのか?
明確な答えを導き出せず
ルアーとフライをとっかえひっかえやるも
ルアーにしか釣れない....

増水で移動できる範囲も限られる

そうこうしているうちに約2時間半にわたった
怒涛のラッシュは終了

現状で釣りができるところは釣りきったのか?
地合が終わったのか?

釣った数は25尾までカウントしたもの
あまりの愉しさに
そこからは正確にとれなかった
おそらく32~34尾だったと思う

Maxは34㎝ 釣れた数の割に尺越えは少なかったこと
フライでかけられなかったのが 
何とも心のこりとなった...



ここで午後に向け川を移動することにする

2017072013.jpg
30℃を超える気温
アツい...

2017072014.jpg
夏全開な中を疾走
見た目には清涼感のある風景

次にいった川
水量も少し多いくらいで濁りもない
 2017072015.jpg 2017072016.jpg 
たいして離れていないのにこの違いは....

橋の上から川の中を覗きながらチェック

この上流?域 いい感じなのだが ハスの姿は見えない
ここまでは昇っていないようだ

鮎は無数にヒラを打っているのが確認できる
なお ここは濁りではなく 川の水そのものが
富栄養化してしまっているような感じで
あまり釣りをしたいロケーションではかなった...

たまたまこうなのか?
夏場はこうなのか?
これを推測するのも経験値が足らない

オイカワのような魚影もあるのでフライを振ってみたが釣れず
魚の正体もわからずじまい
しかし この川 ナマズが多い
この日中に眺めているだけでいくつもの個体を確認できた

さらに下流へ移動
 2017072017.jpg 2017072018.jpg 
このあたりではさらに 水色がよどんだ感じになってしまう
かつてはビワマスの遡上もあったというが
現状で見る限り
ソレは遠い昔のことと思わざるをえない

そして 川をあきらめ前回来た時に釣った湖岸のポイントへ
今日の夕まづめはここでやることに

前回は子鮎釣りで賑わっていたここ
そんな釣り人の姿はなく
誰もいない湖岸でルアーのキャストを始める

2017072019.jpg
暑さに 思わず水に入りたくなるが
まずは立ち込まずに湖岸沿いにルアーをトレース

2017072020.jpg    2017072021.jpg 

いるいる! 

川に上がってしまうハスとは別で
このまま 湖で繁殖を完結してしまうのだろうか?

とりあえず 魚はいるので
再びフライで挑戦
しかし フライでは.....
ルアーにかえると 釣れる


フライはあきらめルアーに戻す
ここで地元のハス狙いのルアーマンとコンタクト
だいぶいいペースでハスをかけるので話しかけたところ
秘策を教えてもらった
「地元の釣り人には教えない」と注釈つきで授かった釣法
㊙なのでここでの公開は避ける
次回のトライではためさせていただこう

2017072022.jpg
陽もだいぶ傾いてきた

 2017072023.jpg
ここでも大型こそ出ないものの
数は13尾


落日を向え
2017072024.jpg この日の釣りを〆ることにした



翌日 20日
4時にセットした目覚ましに起され川に向う
2017072025.jpg  2017072026.jpg
最初に入ったのは昨日回った最上流部
昨日より濁りも抜け
水位も5cmは下がった

5cmの低下は川の様子をだいぶ変える
あの簗様の建造物を越えている魚がいれば
この場所にはいるはず

まずはルアーをセットしてトライ
しかし 全く反応がない....
「ここまでハスは来ない?」
そう仮定して昨日のポイントへ移動

そこにハスがいるのは確認済み
ならば 迷わず 今日はフライからはじめよう!

そして 

1投目からストライク
昨日よりは水位が下がったとはいっても
まだまだ流れの押しは強い
その流れでかかってくるハス

最高に愉しい
2017072027.jpg  2017072035.jpg
開始から6連発でメス
なぜメスばかり?
理由が???
だが このエキサイティングな状況では
それを考察する暇もなく
しかも あきらかに抱卵しているであろう魚体は重量感に満ち
トルクフルなファイトで BlueHeron製の愛竿をめいっぱいしぼってくれる


2017072030.jpg なぜ 昨日は釣れなかったのか.....
もう そんなこともどうでもよい
今現実としてあるのは この状況なのだ

脳内に何かが滲み出ているに違いない

とまらないアタック ダウンクロスでキャストしたフライに
ドラッグがかかってターンした瞬間
ひったくるようにバイトしてくる

そして フライでの自己記録更新
 2017072029.jpg   
32cmに達するオス
コイツのファイトは一際強烈
流芯に突っ込んでゆくファイトをするので
そのパワーは格別だ

その後も釣れ続ける
2017072028.jpg
しかも 6割以上がメス
水の落ち着きが メスたちの活性を押し上げたか?

2017072031.jpg    
ついには 尺をわずかに超えるメスも登場
コイツも自己新記録
こんなデカイメスがいるんだ という驚愕

流れの強い中で このフライロッドでは
とにかく魚を寄せるのに苦労する

一尾の取り込みに時間がかかりすぎるので
ルアーで釣るより数は伸びない

だが 数を釣るたのしみではなく
ハスとの対話を愉しむようなやり取りに
精神的充足感は高い
 

2時間ほど夢のような時間を愉しみ
反応が悪くなったところで休憩
2017072032.jpg
草むらに腰を下ろし
しばし放心する

長柄のランディングネット大活躍
フライで使うネットといえば小洒落た雰囲気重視
こういう実践的で無骨な装備は敬遠されがちだが
自分のスタイルで愉しむためには必携な装備
しかし 自分で見ても 色気がない とは思ってしまう
ことは触れないでおこう

ここまで数では16尾
ルアーだったら
軽くキャッチ20を超えていただろう釣れっぷり

なにせ 一尾一尾のやりとりに時間がかかる
尺クラスが数尾入ったものの
ほとんどが27~8㎝のサイズだったにもかかわらずだ

完全に魚にパワー負けするロッド
ロッドに過負荷が入った時に
ロッドを守るために切れてくれる強度のティペット
パワーファイトを許さないフェザー級なフライタックルでの悦
めいっぱい愉しむことができた

あれだけファイトを続けると
ロッドを握る右手には疲労感を感じる

オイカワが全く釣れないので
狙う場所をかえ
フライを18番にサイズダウン

すると オイカワらしい反応をとらえた
フッキングはしなかったが
同じラインを流すこと数回でフッキング
小さな銀鱗が躍る

オイカワ?だよな?まさかアユ?」

流れにはじかれないように寄せてくると
水面に出たソレにハスがアタック

「食われた...」

しかし あれはオイカワに違いない
と信じ
キャストすること再び

2017072033.jpg
またもハス....
18番の小さいフックでもハスはアタックするようで
こういうところは
いつもの釣り場とかわらない


そしてついに
2017072034.jpg
オイカワ7㎝
滋賀遠征初のオイカワだ
やはり いないわけではないことがわかってホッとした

昨日は水位が高く釣り下ることのできなかった場所にも
今日は入ることができる
2017072040.jpg
伊吹山を遠景に臨みながらの釣り
オイカワ時々ハスの釣りを

 2017072036.jpg  
蒼天の夏空のもと
腰まで川に浸かり夏満喫

2017072039.jpg
昨日は濁りで撮れなかった水中での撮影も

 

2017072038.jpg
若干濁りはあるもの 撮影可能レベルで
オイカワは7~10㎝を12尾
夏色は混じらない
ここは また課題となった


気付けば時間も昼前に
2017072041.jpg
釣りは満たされた
オイカワには課題が残ったが
ハスによる満たされ感は大きい

午後からは心おきなく別の愉しみへ移ろう
2017072042.jpg
そして 川をあがる

途中 目についた稚魚の群れ
2017072043.jpg
戯れにすくってみた20㎜くらいの稚魚
ハスだろうな


午後の予定に向け移動中
2017072044.jpg 
やはり この川はまだ相当な濁りが残っていた
これがなければどんな釣りができたのか?

そうはいっても

昨日はルアーで
充分な数を
今日はフライで
存分に愉しめるファイトを

結果的には満足度の高い釣りを愉しむことができた

さぁ 次に来るときは
どんな愉しみを見せてくれるのか

さて 次はいつ


 

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