愉々しき雑録

愉な記憶を徒然な感じに残してゆこうかと

娘の祝いに託けた岩手旅 2/3

岩手 2日目
 目覚めると 晴れてはいるのだが 風花が舞っている
  空気もピンと冷たい

今日は 遠野 を満喫する予定
 岩泉から約100kmの行程を移動 夕方には平泉へ入り一泊の予定

まず 遠野までの道は 国道340号線を南下するルートを考えていた
が 復興のことについ話していた 昨夜
 うちの家族は自分以外311あとを見たことがない ということから
  やはり 海岸沿いが今どうなっているのか
 どうしても気になる と 
興味本位での来訪は避けようと思っていたが 自分の目で見ることも大事なことだと思い
約20kmの遠回りで田老~宮古あたりを通ってみることにした

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 天気が落ち着かない 晴れ 曇り を繰り返すような感じ
  海沿いに出て風花こそなくなった
   遠く海上では雨が降っているような様子も 

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そこは テレビで見た場所 津波が襲い来るあの映像でみた街
 波がここまで上がった という標識や街中に残る津波の高さ表示に
ことの重大さを家族みんながやっと実感できたようだった
やっぱり 映像で見るだけでは現場のリアルは感じられない...
自分は311後 7月に仙台界隈に訪れたときに津波の爪あとを強烈に実感することができていたが

義援金をいくら出したところで その使途は不明確であったりする現状
 間違いなく そこの場所にわずかながらでも支援をしようと思うなら
  ここに来て 観光として お金を使ってくるのが確実だろう

ということで 予定にはなかった宮古の 道の駅 に立ち寄り
 そこには津波で被害を受ける前の街並みを再現した
  立命館大学の学生が作成したジオラマがおかれていた
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 (旅行から帰って立命館大学の宮古とのかかわりを調べてみたら多大な貢献をしていることがわかった)
そして 震災の記録とともに道の駅 “シートピアなあど”で
 お土産になるものを仕入れるなど わずかながらではあるが 復興支援 の協力?を 
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(津波にのまれた宮古の港町 建物の再建も進み ここだけ見れば被害を感じられる状態ではないが やはりその新しさが気になった)
本当は もう少し 時間を使いたかったが このあとの予定が詰まっているので
一路80キロ離れた遠野へ向かう


さて ここからは遠野の話

そこは 22年ほど前に仕事で通過したことがある程度だが
 その時の 初夏の遠野は 自分の記憶の中に鮮烈に残っていた
 それは 一言で言えば 長閑 
  まったく縁もゆかりもない土地であるにもかかわらず
車窓を流れる景色を見ていただけなのに
 あの 癒しを感じられるほどの郷愁感が

それが気になり 遠野物語を読んだり(難解だったが...)してみて
 ずっと いつかまた来たい と思い続けていた土地だった

復興道路なるものを建設中の山中の国道を抜け 遠野にでた
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ここは最近整備された道なのだろう
 このストレートのスケール感
  なかなかお目にかかれない
思わず車を止めて みた

そして 遠野といえば一番有名なのはカッパ?
 当然 カッパ淵は外せない
  遠野観光でここに行かない人はいないだろう

はやる気持ちを抑えて
 まずは 伝承園なるところで 遠野について知識を確認してみることに
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が 入場口で 係員の女性に絆されるままに わるのりから見学は始まった
まぁ 家族旅行なので こういうのも悪くはない

伝承園の詳細はリンクからご覧いただくとして
 中には佐々木喜善記念館
  昨日の宮沢賢治からのつながりでもある
ほか 遠野物語のこと 国の重要文化財旧菊池家住宅などを見学
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(すごい梁の構造の菊池家)
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(今では高級品となった南部鉄器 )

 昼食は隣接する食堂で ひっつみをいただいた
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 と同時に
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ここからの今日の移動は奥方と息子が運転してくれるということで 馳走に
遠野はホップの産地なのだから 遠慮なく いかせてもらった

 後ろに写り込む特大カッパ 遠野のカッパは赤いはずなのだが....
 そこは 大人なので突っ込まないことにする

そして いよいよカッパ淵へ
 伝承園からは徒歩の距離 街並み?というか農村風景を見ながら
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到着

カッパと幸運にも遭遇した場合 カッパ捕獲許可証なるものを所持していないと
捕獲は厳に禁止されている
家族は代表者が持っていれば有効?との伝承園係員の案内で許可証は購入済
これで カッパがヒットしても問題ない
この旅行には釣り竿を持ってきていなかったが 親切なことに 竿が用意されている

釣らねばなるまい!

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この時 現地は雪が降ってきた
この寒空では カッパの活性も上がらないだろう...
 しかも これが淵とよぶ場所なのか?と その水量の少なさに若干悪態をつきながら
 全く カッパの気配を感じることもできずに..... 
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さらに勢いを増す雪
途方に暮れる 家族
 背中が もう帰ろうよ なオーラに満ち満ちている...

その時 ケータイに着信 ある写真が送られてきた
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これは 釣り仲間である会長と呼ばれる人物からの送信

カッパ淵で釣りをする さみしい写真を送っておいたら すぐさま悪戯?してくれて
 この写真で 家族一同大爆笑 そして クールに突っ込みを入れる娘
「遠野のカッパ 赤いんだけど...」
  (会長 ありがとうございました


という オチがついたところで 今日の遠野での最終目的地
とおの物語の館 へ

ここでは ずいぶんゆっくりしてしまった
 物語の館の入場券で一緒に観覧できる
  近くの遠野城下町資料館にも行ってみたが
そこへ向かう途中 その先に見える空は
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あぁ... 雪降ってくるなぁ...

案の定 観覧してでてきたら雪になっていた
 今日はこのまま平泉の宿まで移動しなければならない

まだ いくつか行きたいところもあったが 時間切れ
 また ここに来る口実ができた

というところで 一路 平泉へ南下
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町から離れたしづかな宿を手配したがゆえに ナビの出る道案内を疑いたくなるような場所へ案内され
しかし そこにちゃんと宿はあって安堵した

明日は 平泉を旅します

 to be continued

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